スチールを撮る時はMモードしか使っていない。Mモード縛りと言ってもいい。AモードやSモードに慣れるともうマニュアル操作をしない気がしたので、納得いくまではMモード縛りを自分に課している。毎回、絞り、シャッタースピード、ISO感度の3つを気にかけてそれぞれいじるので、シャッターを押すまで時間がかかる。急遽ポーズをとってくれる人を撮るときはあたふたする。当然失敗も多い。しかしカメラ任せでは撮れない写真が撮れる。そこから気付くことが本当に多い。なぜ失敗したかを考えることで、撮影の感覚が養われている、気がする。記録としての写真よりも、表現としての写真に楽しさを覚えているので、仕上がりを自分でコントロールするというのは本当に大事である。
GH5M2にはダイヤルが3つあるので、それぞれ絞り、SS、ISOと割り振っている。ファインダーを覗いたままで、この3つのダイヤルをささっと変えれるのは便利だ。全カメラ物理ダイヤルは3つ以上にしてほしい。
撮影時には、ISOは低ければ低いほどいい、という考えがこびりついているので、昼間ならネイティブISOで。暗ければ400あたりから調整スタート、というのを感覚でやっているのだが、正直最近の最新カメラや、現像ソフトのノイズ除去の性能を考えると、ISOの事は考えないでいいのではないかと思っている。表現では、絞りによる被写界深度と、SSによる露光時間が与える影響が大きいからだ。順位をつけるなら最も影響が大きいのは絞りだろう。
- 絞りでまず表現を決める。ボカしたいか、くっきり写したいか。
- 撮影するもが動体か、静物かでSSを決める。動体なら早めに。
- 最後にその状態で可能な限り露出が確保できる低いISOに設定する。
この2の時に決めるSSを、可能な限り遅く(露光時間を長く)している。その分ISOを下げれるからだ。これを、ISOのことは気にせずにミスらない値にSSをバシっと設定し、高くなってもかまないの精神でISOを決めるのだ。ノイズが出たらLightroomで除去。これでいい気がする。ただ、Lightroomでノイズを除去すると、どこかイラストっぽいのっぺり感が出てしまう気がするのは気のせいだろうか。

この写真はLightroomでがっつりノイズを除去したのだが、なんとなくイラストっぽい。被写体がスーパーカーというのも多少影響していそうだが、作り物感を感じてしまう。それを求めているなら問題ないが、やりすぎるとどうも好きになれない。



トゥルンとしててかっこいいんだけどね。ISOが原因で現れるノイズが、フィルムのような円形でランダムな大きさで、いい感じのノイズになってくれたらいいのになと思うが、物理的に難しいだろう。まあでも、30年後にはISO53億でもノイズ一切出ません、みたいなスーパーセンサーが開発されてそうだ。



コメント